
Googleアドセンスの審査基準とは?
こんな疑問にお答えします。
・【絶対通過】Googleアドセンスの審査に通過するブログの作り方
記事を書いている人
Tanico(@ytnk_kotohajime)
こんにちは。
副業WebライターのTanico(@ytnk_kotohajime)です。
ブロガーにとって、最初の大きな壁になるのが「Googleアドセンス」です。
「結局、Googleアドセンスってどうすれば合格できるの?」と悩んでいる方も多いですよね。
そこで、開設から3週間でGoogleアドセンスに1発合格した私が「Googleアドセンスの審査に通過するために必要なこと」をどこよりも分かりやすく、そして詳しくまとめていきます。
最後まで記事を読めば、ブログ初心者でも必ず審査に通過するはず。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、一緒に見ていきましょう。
CONTENTS
Google AdSense(グーグルアドセンス)とは?
Googleアドセンスの審査基準を見る前に、まずは簡単に「仕組み」を学んでいきましょう。
「Googleアドセンスの仕組みに関しては完璧!」という方は読み飛ばして、次の章から読むようにしてくださいね。
Googleアドセンスについて
Googleアドセンスは、Googleが提供しているサイト運営者用の広告配信サービスです。
自分(自社)で運営しているサイトに、Googleアドセンスの「広告コード」を貼り付けると、サイトを閲覧しているユーザーに最適化された広告が表示されるようになります。
そしてユーザーがその広告をクリックすると、サイトの運営者に報酬が入るようになっています。
1クリックあたりの広告報酬は、ジャンルや広告によって変動はありますが、約30〜90円あたりだと言われています。
↓例えば、以下のようなかたちで広告がサイトに表示されます。
つまり、Googleアドセンスと提携すれば、自分(自社)のWebサイトが簡単に「広告メディア」に早変わりします。
Googleアドセンスは、サイトがあるだけで広告収入が生まれる夢のような仕組みですが、掲載するためには「審査」があります。
審査の基準に関してはこれから丁寧に開設していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
・広告は閲覧ユーザーに最適化されたものが表示される
・Googleアドセンスは「審査」がある
Google アドセンスでお金がもらえる仕組み
では、「Googleアドセンスは一体どのようにして広告報酬が発生している」のでしょうか。
出どころ不明のお金はなんだか怖いですよね…。
Google アドセンスで広告報酬が発生する仕組み
- 広告主がGoogleに掲載して欲しい広告を出稿
- Googleは広告主の広告を審査
- サイト運営者は、審査に通過した広告をサイトに掲載する
- サイトのユーザーは広告をクリックする
- クリックされると、広告主はGoogleに広告費を支払う
- 広告費の一部が、Googleからサイト運営者に報酬として支払われる
上記のように、報酬のもとをたどれば「広告主の宣伝費用の一部」になります。
怪しいお金ではないので、安心してくださいね。

Google アドセンスの審査が厳しい理由とは?
最近、初心者ブロガーを中心に「Googleアドセンスの審査に何度も落ちる」という声をよく聞きます。
なぜ、Googleアドセンスの審査は厳しいのでしょうか。
Google アドセンスは合格の基準が分からない
結論を先に述べると「合格基準が分からないから」です。
Googleアドセンスは審査に落ちても、ダメだった理由を一切教えてくれません。
「非承認の通知」のみです。
何が原因か分からないため、サイト運営者は試行錯誤しながら、何度も審査に申し込むしかありません。
合格基準は厳しくなっても決して難しい訳ではない
合格基準が分からないアドセンスですが、決して一部の人しか受からないものではありません。
Googleが定めているルール(ポリシー)に違反していないコンテンツを作れば、誰でも合格は可能です。
これから、Googleのポリシーに基づいた「合格するブログの作り方」を解説していきますので、あなたのサイトは問題ないか確認しながら、読み進めていきましょう。
申請前にチェック!Googleのポリシーに基づいたサイトを作ろう!
Googleは、サイト運営者向けにポリシーを発表しています。
ポリシーとは簡単に言うと、「GoogleがNGとしている事を書くブログには広告はつけません!」ということ。
そのため、大前提としてGoogleアドセンスに申請する前に「ポリシーに違反していないか」確認する必要があります。
全てを読む時間が無いという方のために、「Googleのポリシー」に書かれている内容を要点だけまとめていきますね。
GoogleがNGとしているサイト&記事例
- 違法なコンテンツ(著作権や肖像権の侵害など)
- コピーコンテンツ(コピペした記事はNG)
- 差別や誹謗中傷的な内容が含まれているコンテンツ
- 違法行為や不正行為を助長するコンテンツ
- 成人向け(アダルト)のテーマが含まれているコンテンツ
- 虚偽表示のあるコンテンツ
- 誇大広告によってユーザーを騙そうとしているコンテンツ
- 暴力行為を描写するコンテンツ
- 傷口や血など、ユーザーに不快感を与える記載や画像があるコンテンツ
- タバコやアルコールを促進するコンテンツ
- ギャンブルを促進するコンテンツ
- 未承認の医薬品(サプリ)の記載があるコンテンツ
- 情報商材の紹介やリンクが貼ってあるコンテンツ
上記の内容が含まれている記事やサイトは、Googleのポリシーに違反しているため、広告の設置は認められません。
必ず違反していないかチェックするようにしましょう。
Google アドセンスの審査に合格するブログを作る10の方法
では、ここからはGoogleのポリシーに基づいたかたちで、「Googleアドセンスの審査に合格するブログの作るための10の方法」を紹介していきます。
意識して欲しいことは、次の10項目です。
- 独自のドメインを取得しているか
- ユーザーの悩みを解決できるコンテンツか
- 一定数のコンテンツが投稿されているか
- 著作権を違反していないか
- アフィリエイトは少ないか
- ブログのジャンルは絞られているか
- 運営者情報(プロフィール)が書かれているか
- お問い合わせフォームが設置されているか
- プライバシーポリシーは設置されているか
- サイトのSSL化はできているか
あなたのブログと照らし合わせながら、読み進めてみてくださいね。
独自のドメインを取得しているか
1つ目のポイントは「独自のドメインを取得しているか」という点です。
ブログには大きく分けて、
- 無料ブログ
- 有料(独自ドメイン)ブログ
の2種類があります。
以前は、企業が運営している無料ブログでも審査は通過していましたが、現在は「独自ドメインを取得してある有料ブログ」のみしか承認されません。
承認されるためには、独自ドメインを取得し、「WordPress」や「Hatena Blog Pro(有料版)」のような自由度の高いブログサービスを利用するようにしましょう。
ユーザーの悩みを解決できるコンテンツか
Googleアドセンスの審査では、「ユーザーの悩みを解決できるコンテンツか」どうかが重要になっています。
例えば、あなたが「昨日食べたご飯」や「上司に怒られた話」をブログに書いても、ユーザーのほとんどは興味ありませんよね。
ユーザーの需要が無い記事はアクセスが集まりにくいため、広告を貼っても見られる可能性は低いです。
そのため、Googleは価値あるサイトにだけ広告を貼ろうとします。
「昨日食べたご飯」ではなく、「〇〇町のおすすめパン屋さん」について書いたり、「上司への謝罪メールの書き方」など、少しでもユーザーの役立つ情報を掲載するようにしてください。
一定数のコンテンツが投稿されているか
記事は、約3〜15記事程度書くようにしましょう。
記事数に幅があるので、記事の文字数によって変わるからです。
記事数と文字数の主な目安は以下の表を参考にしてください。
1,000文字以上の記事
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10記事〜15記事程度
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3,000文字以上の記事
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5記事〜10記事程度
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5,000文字以上の記事
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3記事〜5記事程度
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数百文字の記事は評価されにくいため、最低限1,000文字以上は書くことをおすすめします。
僕は、5,000文字以上を10記事投稿してから申請しました。
しかし、もっとはやく申請しても良かったかもと思いました。
また更新されているサイトの方が、通過する確率は高くなります。
申請後も投稿をやめずに、更新してくださいね。
・1,000文字以下の記事は評価されにくいので注意が必要
・申請後もブログは更新しよう
著作権を違反していないか
ポリシーの部分でも触れましたが、「違法なコンテンツ」は承認されません。
特に、「画像」には要注意。
Googleでヒットしたネットの画像をそのまま使用すると、「著作権侵害」になるケースも多いため、必ず「著作権フリー画像サイト」の画像を使用するようにしましょう。
おすすめの無料ロイヤリティフリー画像/イラストサイト
また、文章のコピペも厳禁です。
記事を投稿する前に、無料のコピペチェックツール(CopyContentDetector)で一致率を確かめるようにしましょう。
もし一致率が高い時は、文章を修正するようにしてくださいね。
・文章のコピペにも気をつけよう
アフィリエイトは少ないか
Googleのポリシーには、「情報商材の紹介やリンクが貼ってある記事はNG」となっています。
そのため、たとえ怪しくない商材であっても、アフィリエイトを貼りすぎると合格しにくくなります。
とは言え、全くゼロにしなければいけないという訳ではありません。
貼っていても合格しているサイトはたくさんあります。

ブログを開設してすぐは読者も少なく、アフィリエイトで稼ぐことは難しいため、Googleアドセンスに受かるまでは、最低限のアフィリエイトを貼るくらいにしておきましょう。
・明らかに「怪しい」アフィリエイトはもちろんNG
ブログのジャンルは絞られているか
ブログの「ジャンルを絞る」ことも非常に大切です。
ジャンルを絞ることで「専門性」が増すため、「説得力」のあるサイトを作ることができます。
Googleアドセンスではジャンルを絞った専門的な内容のブログの方が承認されやすくなっているため、できる限りジャンル特化型のブログを作るようにしましょう。
雑記ブログも合格するまでは絞ろう
なかには自由度の高さから、「雑記ブログ」を作りたいという方も多いかと思います。
しかし、Googleアドセンス対策という点では、「雑記ブログ」は不利になってしまうため、承認されるまではジャンルを絞って書くことをおすすめします。
承認後にジャンルを増やしても、承認を取り消されることはないため、始めだけはジャンルを広げすぎないようにしましょう。
・雑記ブログを運営したい方も、承認まではできるだけジャンルを絞って書こう
運営者情報(プロフィール)が書かれているか
「運営者情報(プロフィール)」のページを作ることも、Googleから評価されるためには大切です。
Googleでは「記事の内容」はもちろんですが、「誰が言っているのか」という点も非常に重視しています。
運営者情報(プロフィール)は、サイトの【E-A-T】を高めるため、ぜひ作るようにしてください。
Authoritativeness (権威性があるか)
TrustWorthiness (信頼性があるか)
特に「資格」や「経歴」を書くと、さらにGOODなサイトになります。
お問い合わせフォームが設置されているか
プロフィールとあわせてやってほしいのが、「お問い合わせフォームの設置」です。
読んでいて「分からないこと」や「気になること」をすぐに質問できるサイトは、ユーザーからみても信用できますよね。
当ブログ「KOTOHAJIME」でも、WordPress専用のプラグイン「Contact Form7」を使って、問い合わせフォームを作成しています。
WordPressを使用されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
・WordPressを使用されている方は、プラグイン「Contact Form7」がおすすめ
プライバシーポリシーは設置されているか
あなたのサイトは「プライバシーポリシーを設置」していますか。
プライバシーポリシーは、サイトの運営者として「ユーザーの個人情報(プライバシー)をどのように利用しているか」をまとめた文書(ポリシー)のことを指します。
そのため、お問い合わせフォームを設置したり、アクセス分析してブログを運営する場合は、必ずプライバシーポリシーを作るようにしてください。
プライバシーポリシーは、必ずしも審査の前に作らなければならない訳ではありませんが、作っておくと「きちんとしたサイト」とイメージをGoogle側に伝えられるのでおすすめです。
サイトのSSL化はできているか
「サイトのSSL化」も、Googleアドセンスに通過するためには、済ませておくようにしましょう。
SSLとは“Secure Sockets Layer”の略語で、インターネット上におけるブラウザとウェブサーバー間のデータ通信を暗号化し、より安全に送受信させる仕組みを指します。
よく分からないという人は、「個人情報」や「ログイン情報」「クレジットカード情報」を悪意ある第三者から守る仕組みと覚えておくようにしましょう。
あなたのサイトがSSL化できているかは、
サイトのURLが、「https://」から始まっているかで決まります。
SSL化できていない場合は、できるだけはやめに変えるようにしましょう。
✎SSLの変え方は別の記事で説明いたします。少々お待ち下さい。
【確実に合格したい人向け】さらに合格率を高める2つの方法
これまでに紹介してきた、Googleアドセンスに合格するブログの作り方をきちんと実践すれば、ほとんどの場合、審査に合格できます。
ですが、なかには「確実に合格したい!」という人もいますよね。
ここからは、「【確実に合格したい人】向けに、もっと合格率を高める方法」を紹介します。
合格率を高めるためにして欲しいことは、次の2つ。
- 有料テーマを使う
- アクセス数を増やす
1つずつ見ていきましょう。
有料テーマを使う
WordPressを使用されている方は、できる限り「有料テーマ」を使用するようにしましょう。
有料テーマは、無料のものに比べ操作性に優れているため、ユーザビリティの高いサイトだとGoogleに評価されます。
初期費用は必要になりますが、「お金を払った分、取り返さないと!」とやる気も出るはず!
ぜひ検討してみてください。
【厳選】おすすめの有料WordPressテーマ6選
・THE THOR(ザ・トール):高いデザイン性と集客性を両立させたテーマ
・賢威:検索上位を目指したい方におすすめ
・SWELL:シンプルかつ機能性に優れた有料テーマ
・SWALLOW:モバイルファーストにこだわった機能性・デザイン性に優れたテーマ
・STORK19:シンプルな設計で初心者におすすめ
・SANGO:可愛いデザインを目指したい方におすすめ!趣味ブログとの相性抜群

アクセス数を増やす
当たり前ですが、たくさんのユーザーに読まれているサイトには、Googleも広告を貼りたくなるもの。
できる限りアクセス数を増やすようにしましょう。
特に、ブログ初心者は検索エンジンからのアクセスが少ないため、積極的にSNS(Twitter・instagram)でアピールしていきましょう。
特に、ハッシュタグを使えばブログを読んで貰える可能性も高まるので、かなり効果的です。
ブログ初心者におすすめのハッシュタグ
・#今日の積み上げ
・#ブログ初心者
・#ブログ仲間募集中
・#ブログ初心者と繋がりたい
・#ブログ仲間と繋がりたい
・#ブログ書け

【当てはまっていたら要注意!】Googleアドセンスの審査に通過しにくくなるNG行為
最後に、「Googleアドセンスの審査に通過しにくくなるNGな行為」について紹介していきます。
気をつけて欲しい点は以下の2つ。
- 医療系&金融系のブログはかなり厳しく審査されるため注意が必要
- 画像には細心の注意を
詳しく見ていきましょう。
医療系&金融系のブログはかなり厳しく審査されるため注意が必要
GoogleはYMYLと呼ばれるジャンルのサイトは、とにかく厳格にチェックをしています。
YMYLとは、“Your Money or Your Life”の略語で、お金や生命などの人の将来を左右する恐れのある情報は、誤りのないよう専門家の正しい情報だけを評価します。
YMYLに該当する主なサイトのジャンル
- ショッピングにまつわるサイト
- 金融情報を扱うサイト
- 医療や医薬品を扱うサイト
- 法律の情報を扱うサイト
- ニュースなどを扱うサイト
そのためYMYLを扱うサイトは、専門知識を持った方でなければ、勝ちにくいということは覚えておいてください。
特に、金融は「稼ぎやすいジャンル」と言われており、アフィリエイトの中でも人気ジャンルですが一歩間違えると大怪我を伴うことも。
「稼げる!」という点だけで、ジャンルを選ばないようにしましょう。
画像には細心の注意を
著作権違反している画像をブログに貼り付けるのは一発アウトですが、なかには意図していないかたちでNGになるケースがあります。
- 上半身裸の男性の画像(サーフィンや筋トレなど)
- 水着姿やスポーツブラなど身体の露出が多い女性の画像
- 怪我など血が出ている画像
上記の画像は、「成人向け」「暴力的」な内容で使用していなくても、機械で判断するとNG判定になるケースがあります。
可能な限り、画像を差し替えるようにしましょう。
何度も落選してしまうあなたへ
Googleアドセンスは明確な正解がないため、「どうしたら良いの…」と悩みますよね。
ですが、収益化は何も「Googleアドセンス」だけではありません。
上記3つのサービスは、無料で申請も必要ないため、初心者におすすめです。
ぜひ、登録してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、「Googleアドセンスの審査に通過するために必要なこと」について紹介しました。
・Googleアドセンスは近年審査が厳しくなったものの、難しい訳ではない
・合格するためには、Googleのポリシーを守る必要がある
Googleアドセンスは審査基準が不明瞭なため、苦戦している人も多いはず。
ですが合格のためには、1つずつ試行錯誤しながら、挑戦するほか方法はありません。
焦らず、やり抜きましょう。
あなたのサイトもGoogleアドセンスに合格することを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Google アドセンスの審査に合格する10のチェックリスト(+α)
- 独自のドメインを取得する
- ユーザーの悩みを解決できるコンテンツを作成する
- 一定数のコンテンツを投稿する
- 著作権を違反している画像は貼らない
- アフィリエイトは貼りすぎない
- ブログのジャンルは絞る
- 運営者情報(プロフィール)を書く
- お問い合わせフォームを設置する
- プライバシーポリシーを設置する
- サイトのSSL化に対応する
- (+α)有料のテーマを使用する
- (+α)SNSからアクセスを増やす
- 【NG】YMYLに該当する記事は避ける
- 【NG】肌の露出や傷などがある画像は差し替える
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