『メモの魔力』要約まとめ メモの取り方や習慣化のコツまで徹底解説!

[word_balloon id=”unset” src=”https://kotohajime.net/wp-content/uploads/2021/01/87563584-0581-443A-8F6B-DAB8EE64889F-e1610892854925.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”slash” balloon_shadow=”true”]メモを取る習慣を身につけたい…
あとメモの書き方も知りたい… [/word_balloon]

 

メモの書き方や習慣化に悩んでいる方は多いですよね。

 

今回、ご紹介する本は、前田裕二さんの『メモの魔力』(幻冬舎)です。

SHOWROOMの社長で、メモ魔としても知られる前田さんが「メモを書くことの効果や魅力」について、余すところなく紹介した書籍です。

 

[box class=”box26″ title=”『メモの魔力』のポイント”]
・メモの取り方が分かる
・メモの習慣を身につけられる
・自分を変えられる
・クリエイティブな発想を生み出せる人間になれる!
[/box]

 

読んでいない方も、一度読んだことがある方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
一緒に、メモをつける習慣を身につけていきましょう♪


目次

『メモの魔力』要約・まとめ

今回、ご紹介するポイントは次の5つです。

  • メモの役割とは
  • メモを取ることで得られる5つのスキル
  • ノートの書き方
  • 「ファクト」「抽象化」「転用」とは
  • 抽象化のコツ

1つずつみていきましょう。

メモの役割とは

1つ目のポイント「メモの役割」についてです。

 

メモには、大きく分けて2つの役割があります。

[box class=”box11″]
◯記録のためのメモ(忘備録)
◯知的生産のためのメモ
[/box]

 

あなたは、先生や上司に「話していることはしっかりメモを取りなさい!」と言われたことはありませんか?

誰だって一度や二度はありますよね。

 

「記録のためのメモ」とは、事実や会話の内容を忘れないようにメモることを指します。

一般的にメモといえば、この「忘備録」としての側面が強いかと思います。

 

しかし、メモにはもう1つの役割があります。

それは「知的生産のためのメモ」です。

「知的生産のためのメモ」とは、簡単に言えば「独自の発想やアイデアを記すこと」を指します。

 

記録のためのメモはAIでもできます。

記録することに関しては人間の脳よりはるかに優秀です。

 

しかし知的生産のためのメモは、決してAIには真似できません。

つまり知的生産のためのメモをすることが、ライバルと差を付ける秘訣になるのです。

 

[box class=”box29″ title=”Point”]
・メモには「記録のためのメモ」と「知的生産のためのメモ」の2つの役割がある
・「知的生産のためのメモ」を取ることが大切!
[/box]

メモを取ることで得られる5つのスキル

では、メモを取ることでどのようなスキルを得ることができるのでしょうか。
ここでは「メモを取ることで得られる5つのスキル」を紹介します。

 

5つのスキルはこちら。

[box class=”box11″]
◯アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
◯情報を「素通り」しなくなる
◯相手の「より深い話」を聞き出せる
◯話の構造がわかるようになる
◯曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる
[/box]

 

これだけ見ても、メモを取ることのメリットは伝わったのではないでしょうか。
「メモの魔力」恐るべしです。

ノートの使い方

ではメモを取る際、ノートをどのように使えばいいのでしょうか。
ここでは「ノートの使い方」について見ていきましょう。

[box class=”box11″]
◯ノートは見開きで使う
◯見開き1ページを4分割する
◯ページの上部に「日付」と「サマリー」を記入する
◯左側のページに「キーワード」と「ファクト(事実)」を記入する
◯右側のページに「抽象化」と「転用」を書き込む
[/box]

「ファクト」「抽象化」「転用」という聞き慣れない言葉が出てきましたね。

「ファクト」「抽象化」「転用」という言葉は、『メモの魔力』の中でも特に重要になるので、ぜひ覚えておいてくださいね。それぞれの意味は次の項で詳しく説明します!

 

“僕のメモ術のエッセンスは、シンプルに3点です。①インプットした「ファクト」をもとに、②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、③自らのアクションに「転用」する。この三つに尽きます。”

引用:『メモの魔力』 46〜47ページ

「ファクト」「抽象化」「転用」とは

『メモの魔力』式のメモ術で一番大切になるのが、「ファクト」「抽象化」「転用」というフレームワークに沿って、メモを取ることにあります。

では「ファクト」「抽象化」「転用」とは、それぞれどういったことを指すのでしょう。

 

[box class=”box11″]
◯ファクト:会議の内容や起きた出来事、分かった事柄などの具体的な事実を記入する

◯抽象化:事実を知った上で気がついた特徴や共通点を抽象化して記入する

◯転用:抽象化した事柄をどう自分の生活に取り込むかを記入する
[/box]

 

まだ、「抽象化についてよく分からない…」という方はいると思います。
次の項で具体例を挙げながら説明するので、一緒に見ていきましょう。

抽象化のコツ

もう少し詳しく「抽象化」について説明していきます。

抽象化を考える際に大切なのは、ファクト(事実)に対して、「WHAT?」「WHY?」「HOW?」という問いかけを投げかけることだ、と言います。

 

例えば、「とあるカフェにいると、集中して作業できた」という事実があったとしましょう。
この場合の「ファクト」→「抽象化」→「転用」の流れは次のようになります。

 

〇〇カフェにいると、集中して勉強ができる!【ファクト】→

なぜ(WHY)他のカフェに比べて、〇〇カフェは集中できるのか?→

店内の壁の色に集中できる効果があるのでは【抽象化】→

自宅の壁も同じ色にすれば、もっと集中できるかも【転用】

あくまでも具体例ですが、「ファクト」→「抽象化」→「転用」のフレームワークを何度も繰り返すことによって、アイデアや発想は生まれやすくなります。

 

抽象化とは、端的に言うと、「具体的な事象の本質を考える」ことです。成功事例の本質が分かっていれば、あらゆる他のことに応用できるようになります

引用:『メモの魔力』 90ページ

【メモの魔力】メモを取る習慣を身につけよう!

ここからは、実際にメモを取る習慣を身につけるために必要なことを確認していきます。

 

メモをつけることを習慣化するために必要な行動は、次の2つです。

  • 自分に合ったメモ帳を探す
  • 自己分析をしてメモを習慣化する

1つずつみていきましょう。

自分に合ったメモ帳を探す

メモを習慣化する上で最も大切なことが、「自分に合ったメモを探す」ことです。

 

自分に合ったお気に入りのメモで始めなければ、なかなか習慣化することはできません。

[box class=”box11″]
・表紙デザイン
・サイズ
・罫線or方眼or無地
[/box]

上記のポイントを意識しながら、使いやすいメモ帳を選ぶようにしましょう。

 

[word_balloon id=”unset” src=”https://kotohajime.net/wp-content/uploads/2021/01/52308111-DDD3-41BA-BC25-149F17513263-e1610632377437.png” size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”slash” balloon_shadow=”true”]前田裕二さんは、モレスキン(Moleskine)の方眼ノートを使用しているそう[/word_balloon]

 

ゴッホやピカソ、ヘミングウェイが愛用していたモレスキンのノートは高級感のあるデザインで、所有欲を満たすアイテムです。


紀伊国屋書店では、『メモの魔力』用にカスタマイズされたモレスキンノートも販売されています。

あらかじめ4分割にされたノートのため、『メモの魔力』流のメモ術を実践したい方におすすめです!

紀伊国屋書店販売ページ

 

[word_balloon id=”unset” src=”https://kotohajime.net/wp-content/uploads/2021/01/52308111-DDD3-41BA-BC25-149F17513263-e1610632377437.png” size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”slash” balloon_shadow=”true”]ちなみにボクは、無印良品の文庫本サイズの無地ノートを使用しています!
文庫本サイズのため、気分に合わせてカバーを付け替えられるのがポイントなんです♪
[/word_balloon]

自己分析をしてメモを習慣化する

お気に入りのメモ帳を購入できたら、「ファクト」→「抽象化」→「転用」のフレームワークに沿って、実際にメモをしてみましょう。

いきなりメモを取ろうと言われても、何から始めれば良いのか分からないという方は、「自己分析」から始めていきましょう。

 

『メモの魔力』の巻末付録として掲載されている自分を知るための【自己分析1000問】を参考に、1つ1つの問いに対して、「ファクト」「抽象化」「転用」を記入してみてください。

それぞれの質問に「なぜ?」「どうして?」と問いかけることによって、「無意識のうちに求めていること」や「やりがい」がはっきりと分かるようになります。

 

[word_balloon id=”unset” src=”https://kotohajime.net/wp-content/uploads/2021/01/52308111-DDD3-41BA-BC25-149F17513263-e1610632377437.png” size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”slash” balloon_shadow=”true”]目標設定にも繋がるため、自分を変えたいなと思っている人におすすめだよ![/word_balloon]

 

ちなみに、自分を知るための【自己分析1000問】は、無料公開されています。

書籍を購入されていない方でも始められるので、ぜひ試してみてくださいね。

メモを取る習慣を身に付けたいという方は以下の記事もおすすめ!

[kanren id=”350″]

 

『メモの魔力』の書籍情報

『メモの魔力』基本情報

本書の基本情報は以下になります。


タイトルメモの魔力
著者前田裕二
編集者箕輪厚介
出版社幻冬舎
発売日2018年12月24日

『メモの魔力』目次

本書の目次は、次の通りです。

第一章 メモで日常をアイデアに変える

第二章 メモで思考を深める

第三章 メモで自分を知る

第四章 メモで夢をかなえる

第五章 メモは生き方である

第三章では、「ファクト」→「抽象化」→「転用」のフレームワークを通して、自己分析の仕方を丁寧に解説しています。

「自分のやりたいことが見つからない…」「就職活動で自己分析が必要だけど何からすれば良いのか分からない…」という方は必見ですよ。

『メモの魔力』あらすじ

・メモで、目にする情報全てをアイデアに変える

・メモで、本当の自分を見つめ直す

・メモで、夢をかなえる

 

◎メモの魔力を手にした時、あなたは、何者にでもなれる。

 

〔巻末付録〕自分を知るための【自己分析1000問】

 

“僕にとってメモとは、生き方そのものです。

メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。

メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。

メモによって夢を持ち、熱が生まれる。

その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。

誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない

「本当のメモの世界」へ、ようこそ”

(「序章『メモの魔力』を持てば世界に敵はいない」より)

引用:幻冬舎公式HP

まとめ

いかがでしたか。

今回は、前田裕二さんの著書『メモの魔力』を紹介しました。

 

『メモの魔力』は、「メモを取る癖を身につけたい方」や「クリエイティブな活動をしたい方」にぴったりの本となっています。

今回ご紹介したポイントのほかにも、「色分けの仕方」や「メモを習慣化する方法」「SHOWROOMの事業にメモがどう貢献したのか?」など、役立つ情報が満載です。

 

気になった方は、ぜひ一度手に取って見てくださいね。

メモの魔力を信じて、叶えたい夢や目標を叶えていきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

1995年生まれ | ブログ「KOTOHAJIME」運営者 | WEBライター歴2年|動画制作者|未経験・初心者向けに副業・ブログ運営・動画編集の情報を発信しています!

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