
クリックされる内部リンクの貼り方とは?



- 内部リンクって何?外部リンクとの違いとは?
- 内部リンクがSEO集客に効果的って本当?
- クリックされる!内部リンクの最適な貼り方を教えて!
- WordPressで内部リンクを作成する方法
ブログを書く時、内部リンクを貼っていますか?
内部リンクは近年、SEO対策のなかでも特に重要な要素の1つとなっており、アクセス数や収益を増やすなら、まず無視できない項目です。
とは言え「内部リンクって何?」「なぜSEOに効果的なの?」と気になっている人も多いのでは?
そこで今回は、「内部リンクの正しい貼り方」について、基礎の基礎から分かりやすく紹介していきます。
内部リンクを意識すれば、あなたのブログだってGoogleの検索上位に表示されることや収益を増やすことも十分可能です。ぜひ試してみてくださいね。
内部リンクとは?同じサイト内の記事を繋ぐリンクのこと
SEO対策に欠かせないリンクですが、リンクには大きく分けて2つの種類があります。
- 内部リンク
- 外部リンク
違いを簡単に説明すると、内部リンクとは「自分が作ったページから、自分が作った別ページに飛ばせるリンクを貼る」ことを指し、一方、外部リンクとは「自分が作ったページから、他の人が作ったサイトのページに飛ばせるリンク」のことを指します。



内部リンクの仕組み
内部リンクや外部リンクによく似た言葉に「被リンク」「発リンク」があります。
被リンク:ページがリンクを受けている
発リンク:他のページへリンクを発している
どちらもSEO対策ではよく使われる言葉なので、あわせて覚えておくと良いよ!
内部リンクを貼る3つのメリット!SEO対策にも効果的
では、内部リンクを貼ることで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、「内部リンクの代表的な3つのメリット」を紹介していきます。
- Googleのクローラーが巡回しやすくなる=上位表示されやすくなる
- ユーザーが複数の記事を読んでくれる
- ユーザーファーストのサイトにできる






Googleのクローラーが巡回しやすくなる=上位表示されやすくなる
インターネット上にはクローラーと呼ばれる、世の中に存在するサイトやページの情報を収集するロボットのような存在がいます。
クローラーはもちろんGoogleでも使われており、クローラーが収集した情報をもとに、Googleは質の高い記事かどうかを判断しています。
そのため検索順位上位を目指すなら、まずあなたの記事がクローラーに収集してもらわなければなりません。
要は、どれだけクローラーに自サイトの情報を多く収集してもらえるかが、SEOで成功するかどうかの鍵になるのです。
クローラーは一般的に、リンクを辿る習性があり、リンクから別の記事さらに別の記事と移動し、情報を収集していきます。
クローラーの役割
つまり、記事に内部リンクを張り巡らせておくことで、クローラーは一度の訪問で、複数のページの情報を持ち帰るので、収集された記事は全体的に上位表示されやすくなるということ。
クロール – 新しいウェブページや更新されたウェブページを検出するプロセスのことです。Google はリンクをたどる、サイトマップを読み込むなど、さまざまな手段で URL を検出します。Google はウェブをクロールして新しいページを検出し、そのページをインデックスに登録します。
引用:Google検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」
だからこそ、「内部リンクを貼る=SEOに効果的」と言われているのです。
ユーザーが複数の記事を読んでくれる
内部リンクを記事に貼ることで、ブログに訪れた読者は「あ、これも気になるな…」と、一度に複数の記事を読もうとします。
- PV数が伸びやすくなる
- ユーザー(読者)の滞在時間が伸びる
- 離脱率が低くなる
- 読者が広告に触れる回数が増えるため収益UPの可能性も高くなる
- 読者に何度も調べさせる必要がなくなるため、読者の満足度も高いサイトにできる
読者は「疑問」や「悩んでいること」があり、あなたのサイトに訪れている訳です。
もし補足記事や関連記事を別に作っているのであれば、どんどん誘導して、より多くの情報を読者に教えたほうが読者にとっても親切です。
内部リンクはメリットばかりなので、積極的に使っていきましょう!
ユーザーファーストのサイトにできる
Googleは、ユーザーが使いやすいと感じるコンテンツを高く評価しています。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。
引用:Google「Googleが掲げる10の事実」
内部リンクを貼ることは、読者の「もっと知りたい!」「これってどういう意味?」という気持ちに答えることに繋がります。
わざわざ検索をし直さず、1つのサイトで全ての疑問を解消すれば、読者にとってもありがたいですよね。
また内部リンクを増やすと、1つの分野に特化するため「サイトの信頼性」を高めることにも繋がります。
内部リンクをうまく活用し、ユーザー第一のサイトを作っていきましょう。
内部リンクの種類
ここからは「内部リンクの代表的な種類」について紹介していきます。
- アンカーテキスト(テキストリンク)
- ブログカード
- 画像リンク
- グローバルナビゲーション
- サイトマップ
- パンくずリスト
それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
アンカーテキスト(テキストリンク)
アンカーテキストとは、クリックすると他の記事にジャンプできるテキストリンクのことを指します。



アンカーテキスト
ブログカード
ブログカードは、カードタイプのリンクです。
カード部分をクリックすると、指定した記事にジャンプすることができます。
ブログカードは、「アイキャッチ画像が表示される」ため、読者の目にとまりやすいのがメリットです。
画像リンク
画像リンクとは、画像をクリックすると指定した記事にジャンルできるリンクを指します。
画像リンク
画像リンクは、目立つもののリンクと気づかれないこともあるため、クリックを誘導する必要があります。
グローバルナビゲーション
グローバルナビゲーションとは、ブログ画面の上部にあるメニューバーのことを指します。
メニューバーをクリックすることで、指定した記事にジャンプすることができます。
グローバルナビゲーション



サイトマップ
サイトマップとは、一言で表すと、ブログ内のページリンクをまとめたページのこと。
検索エンジンや読者に「このサイトにはどのような記事があるのか」を伝えるために使われます。
サイトマップには大きく分けて2つの種類があります。
- XMLサイトマップ:検索エンジン(Google他)向け
- HTML サイトマップ:読者向け
ユーザービリティとクローラビリティを上げるためには、両方のサイトマップを作成するのがおすすめです!
パンくずリスト
パンくずリストとは、「今見ているページが、Webサイト内のどの階層にあるか」を示したものです。
一般的には、画面上部あるいは下部に表示されているケースが多いです。
パンくずリストとは、ページの上部か下部にある内部的なリンクの行です。訪問者はパンくずリストを使って、前のセクションやルートページにすばやく戻ることができます。ほとんどのパンくずリストでは、最初の左端のリンクとして最も一般的なページ(通常はルートページ)を置き、右側に向けてより具体的なセクションを並べています。
引用:Google検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」



SEOに効果的な内部リンクの貼り方とは?大切な5つのポイント
ここからは「SEOに効果的な内部リンクの貼り方」について、解説していきます。
- 関連性のある記事をリンクに貼る
- リンクであることが分かりやすいデザインにする
- アンカーテキストはリンク先の記事内容が分かりやすいものにする
- アクセス数の多い記事から内部リンクを貼る
- クリックしたくなる誘導文を書く
1つずつ解説していきます。
関連性のある記事をリンクに貼る
内部リンクを貼る時は、きちんと関連性があるものだけにしましょう。
内部リンクを貼ることは「ユーザービリティ」や「クローラビリティ」を高める事に繋がり、SEO対策にも効果的です。
しかし、全く関連性のないリンクばかり貼っていると、読者目線になれていないためGoogleにも評価されません。
読者の「これってどういう仕組になっているの?」「〇〇についてもっと知りたい!」という気持ちにしっかりと答えた、関連性の高い記事をリンクとして貼るようにしましょう。
リンクであることが分かりやすいデザインにする
リンクを貼っても読者にリンクであることに気づいてもらわなければ、意味がありません。
特に、アンカーテキスト(テキストリンク)は、リンクかどうかの見分けが難しいため、必ず通常のテキストと区別しましょう。
見つけやすいリンクの書式を設定する
ユーザーが通常のテキストとリンクのアンカー テキストを簡単に区別できるようにします。ユーザーがリンクを見逃したり、誤ってリンクをクリックしたりすると、コンテンツの有用性が低くなります。
引用:Google検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」
アンカーテキスト(テキストリンク)の場合
「青文字テキスト+下線」が一般的なリンクの貼り方のため、クリックされやすいです。
リンクを貼る際は、意識しておきましょう。
【初心者向け】SEOとは?絶対に覚えておくべき基本をわかりやすく解説
また、クリック率を最大限上げるためには、「アンカーテキスト」+「ブログカード」の組み合わせが最強です。
内部リンクのおすすめの貼り方
ただし、「アンカーテキスト」と「ブログカード」の組み合わせを何度も貼っていると読みにくくなるため、「絶対に見て欲しいもの」に絞って効果的に見せるのがおすすめです。
アンカーテキストはリンク先の記事内容が分かりやすいものにする
アンカーテキスト(テキストリンク)でリンクを貼る場合、内部リンク先のページがどのような内容なのか読者やクローラーに分かるようにしなければなりません。
ページ上のリンクには内部的なリンク(サイト上の他のページを参照しているもの)もあれば、外部的なリンク(他のサイトのコンテンツにつながるもの)もあります。どちらの場合も、アンカー テキストが効果的であればあるほど、ユーザーはナビゲートしやすくなり、Google はリンク先のページを理解しやすくなります。
引用:Google検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」
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一般的には、アンカーテキスト部分には記事タイトルを入れるのが良いと言われています。
もし、タイトルだけだと分かりにくいかも感じた場合は、30文字前後で記事内容を簡単にまとめましょう。
読者がリンク先の記事内容を想像しやすいほど、クリック率は上がるので、常に意識してくださいね。
アクセス数の多い記事から内部リンクを貼る
内部リンクを貼る時は、既にアクセス数が多い記事から順にリンクを貼るようにしましょう。
アクセス数が多い記事は読者が一定数いるため、別記事への流入も期待できます。
ただし、リンクを貼るときは「内容に合った記事」だけにしましょう。
関連性がないと、せっかく付いた読者が離れてしまうことも。気をつけてくださいね。
リンクをクリックされるような誘導文を
内部リンク先の記事も絶対に読んでもらいたいという時は、クリックされるような誘導文を書くようにしましょう。
誘導文には、記事を読むことで得られるメリットを記載するのがおすすめです!
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[word_balloon id=”7″ size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” balloon=”talk”]もしメリットを書くのが難しい時は、リンクを貼った記事の内容を簡単にまとめてみましょう!
きっとアクセスに繋がるはず。[/word_balloon]
【基本】WordPressで内部リンクを貼る方法
続いて、実際のWordPressを使って、内部リンクを貼る方法を見ていきましょう。
WordPress(クラシックエディター)の編集画面の写真を掲載しながら手順を解説するので、ぜひ真似してみてください。
WordPressの投稿から、記事の「編集画面」を開く
リンクを貼りたい部分を選択し、「リンクの挿入/編集(鎖)ボタン」をクリック
「リンク設定(歯車)ボタン」をクリック
「リンクを新しいタブで開く」にチェックを入れ、リンクを貼りたいページを選択
リンクの挿入は、「テキスト」「画像」問わずできるため、ぜひ試してみてください。
画像にリンクを貼る場合は画像に代替テキスト(alt属性)を入れるようにしましょう。



代替テキスト(alt属性)とは、貼った画像には一体どのような情報が写っているのか、検索エンジンに伝えるテキストのこと。
代替テキストを入力することで、検索エンジンに「この画像の内容は〇〇だよ」と伝えることができるんです。
[



代替テキストを入れておくのが、おすすめだよ!
代替テキストを書こう
【まとめ】内部リンクは正しく貼ろう
いかがでしたか。
今回は、内部リンクの正しい貼り方について解説しました。
- 関連性のある記事をリンクに貼る
- アンカーテキストはリンク先の記事内容が分かりやすいものにする
- 画像リンク
- アクセス数の多い記事から内部リンクを貼る
- クリックしたくなる誘導文を書くべし
内部リンクを貼ることは、SEO対策にかなり有効な方法のひとつです。
関連記事があれば、どんどんリンクを貼っていきましょう。
この記事が、少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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