
SEO対策するメリットを知りたい!
こんな疑問にお答えします。
こんにちは。副業ライターのTanico(@ytnk_kotohajime)です。
ブログやWeb記事を書くうえで、大切とされているのが「SEO対策」です。
しかし「SEO対策って何から勉強すれば良いの?」と戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
最近では、SEO対策に関する書籍も数多く出版されていますが、小手先のテクニックだけが掲載されている書籍も多く、基本的な「仕組み」が分からないという声も。
そこで今回は「SEOの仕組み」や「ルール」「メリット」について、初心者でも分かるように詳しく紹介していきます。
・SEO対策は何をすれば良いのかが分かる
・SEO対策をした文章のメリットが分かる
初心者ライターの方も「Webライティングを始めてみたいな…」という方も、SEOの基本を分かりやすく解説していきます。
では、「SEOのことはじめ」を一緒に見ていきましょう!
CONTENTS
SEOとは
SEO対策の仕方を見ていく前に、まずは「SEOって何?」という点から分かりやすく説明していきます。
SEOとは検索エンジンで評価される仕組み
SEOとは、Search Engine Optimizationの略語で、日本語では「検索エンジン最適化」と言われています。
例えば、「Google」や「Yahoo!」などの検索エンジンで検索をした際、必ず記事が順番に並んで表示されますよね。
では、どういったルールで順番は決められているのでしょうか?


SEOを簡単に説明すると、検索エンジンに記事が評価される(上位表示される)よう、Webサイトの構造や記事内容を修正することを指します。
SEO対策をすることで、自身のサイトの記事が上位表示となり、記事を読まれやすくできます。
SEO対策を行うメリット
では、SEO対策を行うとどのような利点があるのでしょうか。
SEO対策のメリットは大きく分けると3つあります。
- 上位表示されるため閲覧数が増える
- 情報を求めている人に記事を読んでもらえる
- 長期的な集客が期待できる
1つずつ見ていきましょう。
上位表示されるため閲覧数が増える
検索結果が表示されたら、まずどの記事から読みますか?
おそらく「一番上にある記事」から読みますよね。


SEO対策に成功し、記事を上位表示させることができれば、その分閲覧数はかなり増えます。
そのため、Webライティングをする際にSEO対策はかなり重要と言われているのです。
情報を求めている人に記事を読んでもらえる
2つ目のメリットは「情報を求めている人に記事を読んでもらえる」という点です。
SEO対策以外にも、Web記事を読んでもらう方法はたくさんあります。
一例を挙げるとすれば、TwitterやFacebookといったSNSで情報を拡散するという方法ですね。
SNSも情報を拡散するツールとしては効果的ですが、デメリットもあります。

例えば、「筋トレに効果的なササミを使ったレシピ」をまとめた記事を書いたとしましょう。
もしSNSで拡散した相手が筋トレに興味がない人ばかりだったら、閲覧数はあまり伸びませんよね。
でも、SEOで読む人は「全員が一定程度筋トレ情報を求めている人」です。
情報を求めている人にダイレクトに記事を届けられるので、読まれやすいという訳です。
長期的な集客が期待できる
3つ目のメリットは「長期的な集客が期待できる」ということ。
SNSは新しい情報が次から次へと入ってきますよね。
世界で起きたことをリアルタイムで知れる点が、SNSのメリットですが、言い換えれば、古くなればなるほど見られる可能性は低くなるということ。

一方、SEOは順位が下がらない限り、長期的な集客を得ることが可能です。

SEOライティングを始める前に知って欲しい3つのルール
では、SEOを意識したライティングを始めるためには、どういった点を理解すればいいでしょうか。
事前に知ってほしいルールは次の3つです。
- SEO対策=Google対策と思おう!
- SEOの仕組みも日々変化している
- Googleはユーザーの利便性が第一
どれも大切なので、1つずつ見ていきましょう。
SEO対策=Google対策と思おう!
普段インターネットで検索をする際、検索エンジンは何を使用していますか?
ほとんどの方が「Google」か「Yahoo!」のどちらかですよね。
2020年の日本のスマホにおける検索エンジンのシェア率は、Googleが約75%、Yahoo!が約25%となっています。
Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share
また、Yahoo!もGoogleと同じ検索技術を導入しているため、表示順は基本Googleと同じになります。
つまりSEO対策と言うと、難しく聞こえますが、要は「Googleに評価されるよう頑張ろうよ!」ということになります。
・Yahoo!もGoogleと同じ検索技術を採用している
・SEO対策はGooleの対策と思ってOK
SEO対策は日々変化している
2つ目のポイントは、「SEO対策は日々変化している」という点です。
Googleの検索順は、約200以上の要素を参考にしながら、決定されています。
また判断要素は、日々更新されたりと変化しています。
かつては「被リンク」と呼ばれる、外部サイトからのリンクがより多く集まったサイトが、検索結果の上位になっていました。

しかし「被リンク重視」でランキングをつけるということは、裏を返せば、リンクさえ集めれば質が悪い記事でも簡単に上位にいけるということです。
そこで、悪質な企業やユーザーは適当なサイトを作りまくり、リンクを貼りあうことで順位を上げるようになっていきました。
そうした流れを受け、最近の傾向では「被リンクの多さ」も大切ですが、より本質的な「記事の内容面」にフォーカスしていこうという動きが主流となっています。
SEOのアルゴリズムは日々変化しているため、かつて成功したテクニックが必ずしも通用するとは限らないという点だけは覚えておくようにしましょう。
・かつては成功した方法でも今は通用するとは限らない
Googleはユーザーの利便性が第一
かつては上位表示されたテクニックでも、最近では成功しにくくなっていることを説明しました。
では、どのような対策をすれば良いのでしょうか?
答えを簡単に説明すると、「ユーザーの為になる記事やブログ内容」にすれば良いのです。
Googleが作成している「ウェブマスター向けガイドライン」には、Googleが評価するコンテンツの基本方針として以下のようにまとめています。
・検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
・ユーザーをだますようなことをしない。
・検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
・どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
上記の4つの方針を読めば、Googleがいかに「ユーザーファースト」かが分かると思います。
また、Googleの経営理念をまとめた「Google が掲げる 10 の事実」でも、1番最初に「ユーザーの利便性が第一」であることを掲げています。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
なぜ、Googleは「ユーザーの利便性を第一」に考えるのでしょうか。
答えは、ユーザーの利便性を追求すれば、自然とユーザーはGoogleを使うようになるからです。
そのため、ブログやWebコンテンツを書くときは、ユーザーのためになる内容にしましょう。
言い換えれば、自分語りをしているブログは、よほどの有名人じゃない限り、SEOで成功することはありません。
先ほど、Googleのアルゴリズムは日々進化していると説明しましたが、「ユーザーファースト」という点だけは今後も変わることはありません。

そのため、まずは「ユーザーの為になる情報を伝える」ということを意識して書いていきましょう!
・ブログを作成する際は「ユーザーのためになる情報」か常に考える必要がある
SEO対策を意識した文章の書き方の流れ《初級編》
GoogleでSEOを意識するためには、「ユーザーファーストの文章を目指す」ということを説明しました。
では具体的に、どのような手順で進めれば良いのでしょうか。
ここからは、「SEO対策を意識した文章の書き方の手順」を紹介していきます。
SEOを意識したライティングの手順は次の通りです。
- キーワードを設定する
- 実際にキーワードを検索してみる
- 上位サイトを比較し、オリジナリティを出す
1つずつ見ていきましょう。
キーワードを設定する
まず1つ目のステップは「キーワードを設定すること」です。
インターネットで検索する際、必ず検索エンジンに「キーワード」を入力しますよね。
例えば、面白い映画を知りたい時は、「おすすめ 映画 コメディ」といったように検索するはずです。
そのため、文章を書く際も「キーワード」を意識しながら書かなければいけません。
キーワードを設定せずに書くと、どうしても「自己本位」の文章になったり、話が脱線したりしてしまいがちなので注意してくださいね。
キーワードの決める際は、「キーワード選定ツール」を使いましょう。
ツールを使うことで、普段多くの人が検索しているワードを知ることができます。
おすすめのキーワード選定ツールはこの2つ。
キーワードが決まったら、次のステップにいきましょう。
✎ラッコキーワードの使い方については、【ラッコキーワードの使い方とは?初心者ブロガーにおすすめの無料ツール】にて詳しく紹介しています。
実際にキーワードを検索してみる
2つ目のステップは「実際にキーワードを検索してみる」ということです。
キーワードを決めたら、必ずキーワードをGoogleで検索してみましょう。
すると、検索結果が表示されるはずです。
検索結果が出たら、上位に選ばれているサイトを1つずつ確認してみてください。
最低でも1ページ目のサイトにはすべて目を通しておくことをおすすめします。
上位サイトに選ばれている記事は、ユーザーの求めている情報になります。
そのため、あなたの書きたい内容と上位に選ばれている内容に差異がある場合は、ユーザーの求めている内容と違っている可能性が高いため、上位表示されるのは難しくなります。
その場合は、「内容を変える」か、「違うキーワードで書く」ようにしましょう。
上位サイトを比較し、オリジナリティを出す
上位サイトの確認がすべてできたら、実際に記事を書いてみましょう。
記事を書く際は、「上位サイトを超える記事を書くこと」を目標にしてください。
上位サイトと全く同じ内容の記事であれば、似たような記事は複数要らないため、上位に上がりにくくなります。

上位サイトを超えるための秘訣は下記です。
- 最新の情報が盛り込めている
- 内容が分かりやすい
- 情報が他のサイトより詳しい
- 信頼できる人間が書いている
- すぐに答えが分かるような構成になっている
上記を意識しながら、実際に書いてみましょう。
SEO対策におすすめの本《初心者向け》
最後に、「もっとSEOの勉強をしたい」という方向けに、初心者向けのおすすめ書籍を紹介します。
SEOの基本的な知識は次の2冊を読めばOKです。
沈黙のWebライティング -Webマーケッター ボーンの激闘-
Webで「成果を上げる」ためのライティングテクニックが書かれた一冊。
SEOに強い文章の書き方をストーリー形式で解説しています。
漫画のような書き方になっているので、本を読むのは苦手という方にもオススメ!
10年つかえるSEOの基本
知識ゼロの初心者すずちゃんとSEOの専門家土居先生の対話を追いながら、SEOの基礎の基礎を学べる一冊となっています。
一般的に「SEO対策は上位表示させるためのテクニック」と思われがちです。
しかしテクニック重視だと、もしGoogleが検索の仕方を変更した時に対応できません。
『10年つかえるSEOの基本』は、目先のトレンドに振り回されずに、今後も変わらないSEOの仕組みをきちんと理解し、着実に成果を上げていく方法が掲載されています。おすすめです!
まとめ
いかがでしたか。
今回は「SEOの基本的な仕組みやメリット、ルール」について紹介しました。
SEOと聞くと、どうしても難しい印象を持たれる方も多いですが、基本は簡単。
「ユーザーの求めている情報や答えをきちんと届けること」です。
今回お伝えした3つのステップに沿って、ぜひ記事を書いてみてくださいね。
あなたの記事がより多くの方に読まれることを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。